消費者向け電気機器に関していえば、電源コネクタほど不可欠なものはないと言える。プラグやコンセントは、適切な主電源に接続されることで通電を可能にする、重要な必需品である。

電源コネクタとは、壁にある受け口(日本ではコンセントと呼ばれる)に挿入する部分のことを指す。コネクタは、驚くほど異なる形やサイズがあり、電源の機能性や必要性に応じた広い範囲の電圧容量を持つ。そして、海外旅行に出てスマートフォンを充電しようとしたことのある人なら誰でも覚えがあると思うが、コネクタのデザインも各国の国家規格によって違っている。

しかし、このようにバラエティに富んでいるということは、同等に危険性も多様化するということになる。現在の電源コネクタの普遍性から、その危険性と不具合について理解しておくことは非常に重要である。

電源コネクタの種類

電源コネクタは、まず交流(AC)と直流(DC)の二種に分けることが出来る。危険性について語る前に、この二種の類似点・相違点について理解することが大切である。

交流(AC)コネクタは、DCコネクタよりも普及しており、家庭や職場で日常的に使用されている。AC電源プラグやACソケットによって、電気機器は建物内の交流電気に接続され、主変圧器が電圧を調整することで複数の送電が可能になる。つまり、ACコネクタは、より大規模で複雑なレベルの電気システムに使われているということである。

その名が示す通り、ACユニットは交互に変化し、電流方向を変換したり逆行させたりする。その方向変換を「1サイクル」と数え、サイクル数がそのユニットの周波数定格となる。ほとんどの電流は、一秒間に数サイクルも繰り返すことができるほど、スムーズで高速に流れる。例えば、北米における典型的なAC周波数は一秒あたり約60Hzだが、これは電流が一秒間に約60サイクル繰り返したことを示す。

直流 こちらも名が示す通りで、交流と違い、周期サイクルを持たない。DCコネクタは、単一方向性を持っており、電気は回路内を一方向のみに流れる。このシステムは、主に電池や発電機など、内装燃料電池によって発電されるものに使われている。

よくある危険性

新型の機能やデザインによって、送電中電流への接触、感電、回路を火元とする火災などの危険性は低くなったものの、電源コネクタによる事故は未だに起こっている。

延長コード 「過ぎたるは及ばざるがごとし」とはよく言ったものだ。この便利な電源タップは、一つのコンセントから複数デバイスへの電力供給を可能にしたが、そのために危険性も高い。延長コードは特にAC電流を過負荷状態にすることで知られており、過熱、サージ電圧、外部スパーク、まれに火災などの原因となる。一つの電源に複数デバイスを接続しスイッチを入れるときには慎重になり、また延長コードのプラスチック絶縁体が壊れていないかこまめに調べることが必要である。

水回り 水には高い伝導性があるため、電源コネクタはなるべく水の近くで使わないようにしたい。濡れた手が電気機器に少し触れただけでも感電する可能性があるので、バスルームなどではとりわけ気をつけるべきである。理想的にはコンセントを出来るだけ洗面シンク、シャワーやバスタブから離れた場所に配置し、水回りでどのような電気機器を使っているか気を配っておくことが大切である。

誤接続による危険 旧型製品は最新型製品のような安全性を重視した作りになっておらず、互換性のないプラグを間違ったコンセントに接続してしまう可能性がある。この周波数や電圧の非互換性は、火災やコンセント爆発という危険を伴う。コンセントによっては形の合わないプラグを接続できることもあるが、システムの安全規格については常に専門家に相談することが賢明である。不確かなときは、長期にわたるダメージを減らすために、電圧を下げる変換アダプターの使用が望ましい。

非絶縁電線 ビルの建築や改装中の不適切な電線絶縁処理はよくある問題である。また、回路の露出を減らすための法律や規制が多数定められているように、最も危険性の高い問題である。更に、古い建築物においては、以前に施された絶縁処理が時間とともに古くなっていることもあるので、非接地装置や要高エネルギー建築物で普通に使われている二重絶縁へのアップグレードも視野に入れ、頻繁にチェックすることが大切である。

分極 分極とは、電源コネクタの回線タイプが、いかに印加し導体と交流するかを示す。それぞれ特定のコンセントとプラグの組み合わせを持った、広い種類の回線システム導体がるので、分極が平衡状態にあるか非平衡状態にあるかの判断は、訓練を受けた電気技師や経験豊富な専門家に尋ねるのが望ましい。ほとんどの電子デバイスに置いて、通常、ニュートラル側がライブ側と交わるべきであり、分極設計(例えば、ライブ側など)のコネクタの多くは、分極化していないコンセントの代替えにはならない。